クリーンルームの作業環境を改善するために 空調服®を導入
東北エプソン株式会社は、エプソングループ国内最大級の製造拠点です。東京ドーム12個分、54万平米と広大な敷地内では、プリンターヘッドや産業用大型ラベル印刷機、半導体、ロボット用のパー ツなどを製造しています。
クリーンルーム内は一定の温度・湿度に保たれていますが、作業の場所や内容によっては汗をかくほど体感温度が高くなることがあります。そこで、より快適な作業環境の実現に向けて、2023年10月から株式会社ゴールドウイン「PROFECIO®」との協業品クリーンルーム専用の空調服®アウターベストを導入しました。
▶COMENTS 設備保全担当 小林潤さん
「汗拭きや着替えが減り、作業効率がアップしました!」
私のチームは半導体を製造する設備のメンテナンスを担当しています。クリーンルーム内は1年中、一定の温度と湿度が保たれていますが、場所によって温度にムラがあり、熱を発する機械の近くなどは暑くなります。作業の場所や内容によってはクリーンスーツの下に着るシャツが汗でびっしよりになるほどでしたが、室内の温度設定などを変えるわけにはいかず、暑さを我慢して作業を行っていました。こうした作業環境を改善するために、2023 年5月にクリーンルーム用の空調服®をテスト導入したところ、想像以上の涼しさに大好評でした。そして10月から本格導入しました。涼しいだけでなく、汗を拭いたり、汗で濡れたシャツを着替える頻度が減って、作業効率がアップしました。
▶COMENTS 設備保全担当 佐藤隆さん
「汗で濡れたシャツを着替える回数が減りました!」
人によっては休憩のたびに汗で濡れたシャツを着替えており、 1日3 回着替える人もいたほどです。空調服®を着ると、涼しくて汗をかきにくくなり、着替える頻度が激減しました。屋外で空調服®を着て作業している人はよく見かけていましたが、まさかクリー ンルーム用があるとは知りませんでした。今では欠かせないアイテムです。
▶COMENTS 設備技術担当 後藤輝幸さん
「作業の中断が減り、スピー ドや正確性が向上しました!」
安全のためにゴーグルをかけますが 暑いとクリーンスーツの中が蒸れて曇り止めを塗っても曇ってしまいます。以前は、雲ったゴーグルを拭いたり、水分を補給するために作業を中断することがありました。しかし、空調服®を着るようになってからは作業の中断が減り、作業のスピードや正確さが向上しました。
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