ハーネスをしていても風が抜けていく、(株)空調服との共同開発品。

中国電力ネットワーク株式会社様

中国地方の電力供給に伴う様々な業務を担っているのが中国電力ネットワーク株式会社です。
同社で、通常は業務に使用する特殊車両や工具などの改良に関わる部署が、(株)空調服とタッグを組んで、自分たちのための「着心地」「快適」を追求した新しいモデルの空調服®を完成させました。
部署のメンバーに伺った、開発の経緯やこだわった点、実際の着心地などをご紹介します。

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2019年の法改正に伴って、高所での作業ではハーネスの着用が義務づけられるようになりました。私たちも、仕事柄、電柱の上などの高所で作業をすることが多く、ハーネスを付けているととても暑いのです。「何とか涼しい作業服をつくれないのか」ということで、空調服さんとの開発が始まったのが2020年の5月です。
 実はそれまでもこのようなファン付きの作業服は、現場で導入されていました。従来のものですと、どうしてもハーネスのベルト部分が空気の流れを遮ってしまっていました。それで共同開発に踏み切ることになったのですが、何度も試作や話し合いを重ねて完成したのは2020年の11月でした。
 一番こだわったのはファンの位置です。通常よりもファンの位置が上にあるのが特徴で、これですとファンがハーネスと干渉しません。
 さらにインナースペーサーという素材を中に付けることによって、空調服®をハーネスが押さえていても、中に空間ができるので、空気が滞留することがないのです。さらに襟元の上部までジッパーを付け、しっかり首回りを締め切れるようにすることで密閉感が増し、首周りにまで風がまわるようになっています。
 外側については、前面のポケットを縦型の取っ手付きにすることで、使いやすくなったばかりではなく、作業手袋をしていても開閉しやすくなりました。
 また、脇の下にベンチレーション(換気用ファスナー)を付けたのも特徴の1つです。これにより、動くたびに脇から空気が出入りするので、脇が冷やされます。これは、熱中症対策にも一役買っていると思います。
 やはり夏の現場では、空調服®を着ているのと着ていないのでは、その日にかく汗の量が違うので、作業終了時での疲労具合が全く違います。空調服さんと共同開発したこのアイテムは、2021年の5月から一部社員に配備されているのですが、実際に着用した社員からは「全然汗をかかなくなった」「水分補給の量が全然違う」といった声が多く寄せられています。
 普段は、業務で使用する特殊車両や工具についての開発・改良を行うのが私たちの部署の仕事なのですが、今回はそういったノウハウを他社さんと共同開発して、それが自分たちが着用する衣服に反映できたというのは、さまざまな知見が得られ、とても面白かったです。来年にかけて対象者全員に配備される予定ですので、夏場の作業がより快適になると思います。

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